染色体異常の子どもに対する医療
染色体異常を抱えて生まれてくる子どもも今は増えてきているようです。
環境も影響をしているようですが、一番は医療の進歩なのかもしれません。
昔は助けることができなかった命も今は医療が進歩をしているので、救命をすることが可能になりました。
しかし出生をしても生きていくためには医療機器の力がなければいけない、という状態に陥ってしまうこともあります。
そうなると生まれてきた子どもは本当に幸せなのかどうか、ということを考える必要があります。
親のエゴでどんなにつらい処置でも治療でも受けさせるというのは、その子にとって本当の幸せなのか、辛い、痛いという感覚をたくさん与えることが幸せなのかどうか、ということを考える必要はあるでしょう。
一生のほとんどを病院で過ごすということであれば、それを喜びと感じてくれているのかどうか、子どもの立場になって考える必要があるのかもしれません。
子どもは親の所有物ではない、ということも覚えておく必要はあるでしょう。